共に暮らす　なぜ簡単ではないのだろう
お互いがメールを同時に送信するような価値観ならば
毎日が　寒い冬にスープを飲んだ時のあたたかさに包まれる

想像はお互いにしている　月が数年も照らしたおかげで安心は既にあった
確信するぬくもりだけは　打ち上げられた魚たちと同じ場所にいた

距離　海から見える霧に隠れた島が奥にあるのはわかる
そのさらに奥に島があると誰が予想できるのだろう
僕たちの関係は　見えない確信によって居場所を増やされる

お互いの目標を作る　人生でお互いしたいことを書く
その道標に沿って　お互いの地図は真逆に進んでいく
価値観は同じでも　進む道が反対方向なのだ

時が解決してくれる　この言葉に救われているからこそ
先延ばし　先延ばしに関係が絶えない

いつになれば共に暮らせるのだろう

米津玄師 MV「メトロノーム」