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【観光スポット】ザクセンハウゼン強制収容所

写真:"ARBEIT MACHT FREI" (働けば自由になれる)エントランス前
ザクセンハウゼン強制収容所:1936-1945(ユダヤ系)設, 1946-1950(ソチ系)設


◆前置き
ナチス・ドイツが1936年に設置した強制収容所。ドイツにいるユダヤ人および関わる家系が強制的にここへ連行され、働かされ、殺害された地獄の場所。ホロコースト(大量大虐殺)で有名なアウシュビッツ強制収容所だけでなくここも有名とされる。
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みなさん、お待たせしました。Andersonです。
昨日、ベルリンの S1 Friedrichstraße(フリエドリッヒストリート)から電車で45分のCゾーン S1 Oranienburg(オラニエンブルク)にあるザクセンハウゼン収容所へ行ってきましたのでそこで感じたことについてお話できればと思います。少し警告なのですが、実際に存在した収容所なので、観光スポットだからと気軽には行かないほうがよいでしょう。精神的にきつい方はなるべくもう1人の方と行くことをおすすめします。また、できるだけ事前に歴史を知っておくと理解が深まります。


収容所まで駅前からバスで10分ですが、1時間に1本のバスしかないので徒歩がおすすめです。徒歩でも20-25分で着きます。街中の風景も見れますしベルリンとは違う風景が広がっています。


歩いていたらある一軒家の庭にかわいいワンちゃんが!癒やしてくれました。
田舎の風景が広がっているのも束の間突如ザクセンハウゼン収容所が目の前に。

ここが玄関です。収容所の入り口はここから5分ほど歩いた先にあります。
入場料は無料およびパンフレットは50cent(約60円)です。パンフレットは残念ながら日本語がないのですが、英語はあります。ヒトラー政権ナチス・ドイツがユダヤに対しどれほど脅威を持っていたか非常に勉強になることばかりです。私は友人と2人で行きましたが、1人ですと悲しい気持ちのままできつかったかもしれません。すべて見終わるまでに掛かった時間は3時間半くらいでした。WCは割とあります。


1枚だけ実際に使われていた牢獄所を載せます。

ここからは感想です。実際にザクセンハウゼン収容所の入り口前に来ると、空気がガラッと変わって寒気を感じました。昨日は32度と猛暑でしたが、背中に寒気を感じ嫌な感じです。いろいろな場所へ出向きました。収容された人々の生活所、ホロコーストされた銃殺場、ガス室、体罰所、地下倉庫、地下部屋。特に地下の異様な雰囲気は何回圧倒されたかわかりません。ユダヤにも非があった事件があったとはいえ、残念なのは人間の差別的暴力・国の圧力が起こした結果だということ。人種が違うだけで刑務所に入れられたも同然の世界が想像できます。子供も母親も、裕福だった人もアーティストもみんなみんなユダヤに関わるというだけで強制労働および殺害されるという歴史がたった70年前にあったということを私たちは忘れてはいけないです。現在では大々的な戦争が行われていないもののいまだに戦争は中東区域では行われているのが現実で、共産的考えが根付いている部分もあるでしょう。私は、戦後に生まれていますし、戦争などの経験もありませんが国として関わらなければいけない暴力的な圧力があるならばもう終わりだなと感じます。今の日本は平和的な生活が見えているかもしれませんが、問題はあります。少なからず、平和でいるためにしっかりと歴史を知る、そして自分の意見を持つことが重要と感じました。そして差別的なことが起きないようにするために選挙をすること。見極めることは大事です。なにごとも受け入れようとする器がある人が必要と感じます。そこで意見を的確に言える人。日常でもなかなかいないと感じます。もしかしたら気づかないうちに自分が差別的なことを言っていたり、言われたりしているかもしれません。それは環境にもよりますし、経験がそうさせるのでできるだけ人生は色々視野を広げるのがよいかもしれません。当たり前の世界などない気がします。私は、これが当たり前の世界、これが普通と感じないように生きていきたいと感じました。話が脱線しましたが(笑)、みなさんも機会があれば行ってみてください。なにかしら感じるものがあると思います。
それではまた更新します!最後まで読んでいただきありがとうございました。
Awesome Andersonでした。


◆ザクセンハウゼン強制収容所
Str. der Nationen 22, 16515 Oranienburg, Germany


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