Kogarashi
黄色のテラスにある屋根は ネックウォーマーを駆り立てた
濡れた地面に 黒い影が至るところに降り注いだ
演奏を終えた 揚々たる微笑みは現実に新たに引き戻される
楽しい演奏を奏でても 赤ワインが包んだ二人の絆と拍手でさえも
最後に考えるのは 君でいるのだ
今頃何をしているのだろう 怪我をしていないだろうか
精神的に追われてはいないか 無理してはいないだろうか
激しい冷たさと共に 終着の駅へは電車は降ろさせてはもらえない
回り道を選ばなきゃいけない バスの風景はどもしいのだ
この冷たさが 今の君の体温ならば
私の直感は正しいということだろう
明日君は何かを告げるんだろう
路地裏に一つしかない光でさえも 眩しく感じてしまう
スポットライトは 君の支えに在るのだと
心はいつも木枯らしの時に 君を感じる
Autumn leaves | Jazz piano | Pavel Piano | Solo improvisation