「どうにもできない」　世の中には存在した　何千回も訴えた
理解ができない　肉親だろうが　いじめだろうが　この世にはあったのだ

叫ぶこともできない瞬間は溶けた　枯葉にも気付かなかった　都会の通り
どうも経験が多くなってきたみたいだ　「よくあること」　滲んだ瞳が言う

顔は次第に　あの怒り狂う表情に似てしまうのかと
木の鏡を見ながら　ずっと見つめていたら　平和を探し始めていた

どうしても分からない人　なぜそうなってしまったのだろう
目の前に痛みの重荷が何十倍も膨らむ　何も本当は思っていないのだ

悲しいベット　それを見なければいけないという事実
いつまでも消えない　どうしようもない感情が消えない
苦しいのだ　苦しいのだ　私だけではないのは事実と冷静になる

普段は優しい顔　愛想を振る舞い　何事もないような笑顔
真実は違った　悲しみ　心の底は喉が乾ききっているのだ
取り除くことを忘れ　来る日も来る日も　同じ日々が続き

幸せという単語がいつの間にか　消えているのに気付いていなかった

私は変えたい　幸せがこの世にはあるのも知っている　それを見せたい
私は言う　人生　それは幸せを感じるべきだ
私は言う　平和　取り戻しにいく
真実は消えない　I lost mine　mine　床下の闇まで必ず照らす

辻井伸行　ラ・カンパネラ